大阪の元遊郭・飛田新地にヤクザはいないの?

風俗街は屈強なヤクザが潜んでいると言われ、店が禁じる行為をすればこっぴどくしかられるもの。西成・あいりん地区に160の風俗店が並ぶ飛田新地には、ヤクザや暴力団関係者はいるのでしょうか。この記事では、全国有数の売春街・飛田新地と警察の関係性に触れながら、新地の「警備事情」を紹介していきます。

ヤクザは意外といない

バックの態勢の写真

飛田新地のある西成地区はヤクザや浮浪者が集まる有数の地域。暴力団の事務所も複数あります。しかし、一般的なソープ街と違い飛田新地に限ってはヤクザとの繋がりはありません。

その背景は、1992年に施行した「暴力団対策法」(暴対法)。法律では企業や団体に暴力団の関与を禁じており、飛田新地も新規店が入るときに厳しくチェックし、経営者やスタッフの中に暴力団関係の人間を入れることを禁じています。各店は求人サイトでも女の子に対し、治安が良く事件にも巻き込まれないことをアピールしています。

さらに2012年の「クリーン作戦」をきっかけに、新地を含む西成地区全体の治安が改善されたとの評判があります。クリーン作戦とは、「危険な街」として知られる西成地区で違法薬物を売っている商人を一斉に摘発した警察の浄化作業。今も治安が良いとは言えませんが、昔と比べれば改善されたとは言えます。

ちなみに、飛田新地の管理組合が弁護士を雇うなど、法律面でもしっかりしている地域。大阪維新の会出身で元大阪市長の橋下徹氏も顧問弁護士だった時期があったと話題になりました。橋下市長は記者会見で事実上、新地の存在を黙認したことから炎上。批判を浴びた時期がありました。

飛田新地の店と警察の関係は「付かず離れず」

実際に飛田新地を歩くと、西成地区の中にしては治安がそこそこ良いことが分かります。近くに交番も存在し、警察が必ず現地を見回るなど治安維持に努めているよう。

新地が営業していない朝は通学する児童が行き交い、事故に巻き込まれる心配はなさそうです。夜になると売春行為をしたいと、大阪人だけでなく全国から来た観光客でにぎわう他、外国人や学生の人たちも遊郭目当てに新地を訪れます。

ただ、飛田新地を訪れるまでは危険にさらされないよう注意した方がいいでしょう。飛田新地は最寄りである動物園前駅、徒歩で数十分ほどの場所にありますが、新地に着くまでの間には暴力団員や違法薬物を売る商人に出くわす可能性は高いです。

なぜヤクザがいないのか

飛田新地にある個々の風俗店、通称「料亭」は一つ一つの「料亭」が集まり「飛田新地料理組合」を組織。各店は組合のルールに従う必要があります。

飛田新地の店は「料亭」。一般的な経営者が店を運営している

飛田新地の店は表向きは料理を出す「料亭」として営業しており、売春防止法の「穴」をかいくぐって営業している地域。法律は表向き守られており、国や大阪市は本番行為を事実上黙認しています。

ヤクザの存在が犯罪の「証拠」となり、警察から目を付けられないように新地にヤクザや犯罪者は徹底して入れないようにしています。実際、遊郭経営者にヤクザ出身の売春業者はおらず、主に飲食店経営者らが店を切り盛りしているよう。

「料亭街」にしては異常なほどの高価格ですが、20分1万6,000円などほぼ一律の会計システムであることから、料亭と客の間でトラブルに発展することはありません。

客が飛田新地のルールを破るとヤクザまがいの人間にボコられることも

だからと言って、ヤクザまがいの人間に出くわすリスクがゼロだと言うわけではありません。飛田新地を訪れてルールを破ると、組合が雇っている怖い人たちに連れ出される可能性はあります。

飛田新地で絡まれるリスクがあるのは「写真撮影」と「女性同行」

主に客が組合から怒られる理由は写真撮影。客の立場からしてみれば普段はまず見られない昔の遊郭の風景を写真に収めたいのでしょう。飛田新地の風俗嬢は大半が大学生ら普通の女の子。

普段の身分を隠して働いている様子をカメラに収められてはたまりません。店側も厳しく取り締まっています。松島新地やかつて遊郭があった京都の五条楽園など、各地にある新地でも同様に撮影行為は禁じられています。

なお、どうしても店の内部を見たいという人はGoogleストリートビューを利用しましょう。Googleが撮影した現地の街の画像には、青春通り(メイン通り)、妖怪通りなど通りの風景や、店の玄関口に座っている女性の姿がバッチリと写っています。ストリートビューは撮影NGの地域を見られる貴重なサイトで、新地の雰囲気を知るためにも見ておくといいでしょう。

また、女性が新地を訪れるのも厳禁です。一般的に風俗街は男性が気兼ねなく店を訪問できるような街づくりに努めています。風俗街に店と関係のない女性が入ると、女性の目を気にして店に入りづらい男性も出てくることでしょう。「もっと男性に来店してほしい」という店の配慮から、女性が新地に入ることを厳しく禁じているのです。

ただ、この人たちも体力があり大柄な警備の人間なのでしょう。組合側でヤクザを雇っているという噂は聞かれません。基本的マナーさえ守って歩きさえすれば

まとめ

飛田新地では定められたルールさえ守れば「怖い人」に会う心配はありません。また経営者もヤクザとは関係を持たない安心した人物なので、安心して街を歩くことができるでしょう。

ただ、新地は治安がそもそも悪い西成・あいりん地区にあります。常に街ゆく人に絡まれる心配はしたほうがいいでしょう。

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